ご存知の方もおられるかもしれませんが、本制度は通常の妊娠・分娩にもかかわらず脳性麻痺となった児を救済する制度で平成21年1月1日より開始されました。
定期的な制度の見直しが行われており、今回令和4年1月1日以降から補償対象基準が変更になりました。
在胎週数28週以上で生まれた赤ちゃんが、万一分娩時のトラブルによって脳性麻痺となってしまった場合に、赤ちゃんとそのご家族を経済的に支えるシステムです。
(令和3年12月31日以前に出生の赤ちゃんは出生体重1400g以上かつ在胎週数32週以上が対象となります)
当院ではさまざまな対応により分娩時の医療事故を未然に防ぎ、分娩時のトラブルにより赤ちゃんが脳性麻痺になるようなことができるだけ0に近づける努力を行っています。
その上で万一の場合には、当院で生まれられる全ての赤ちゃんがこの制度により補償されるように、運営組織である日本医療機能評価機構に、当院の施設登録を行っています。